Desktop Widget 開発裏話第一弾

こんばんは、チキンです。今回から開発裏話シリーズを不定期でやります。

今回はデジタル時計についての裏話です。最後までお読みいただければと思います。

対応OSについて

元々はこれの前にミニクロックというウィジェットをリリースする予定でした。インストーラーやreadmeの準備をしたのにも関わらず、何故かリリース中止してしまいました。実のところ、自分でも何故中止したか覚えていませんw

結局インストーラーを作っておいたのにリリースされなく、今でもインストーラーとreadmeが残っています。勿体ない。

さて、話を戻してミニクロックは、XP,Vista,7,8.1,10,11と様々な世代のWindowsに対応していました。デジタル時計自体はミニクロック時代のソースを流用して作りました。なのでXP,Vistaなどには対応しようと思えば出来ますが、.NET Framework4.0自体がサポート終了しているのと、将来的にC#のバージョンも上がり、一部コードが非推奨になるかもしれない事を考えれば、最新OSやそれに近い世代のOSに最適化した方がより多くの方に使って頂けると考えたからです。またフォントはSegoe UIを使用する様になっていますが、XPの世代はMS UI GothicやMS Gothicが標準ですから、サイズが想定していないサイズになってはみ出したりする可能性がある訳です。それと、動作確認するのが面倒と言うのも理由の一つ。

デザインについて

デスクトップウィジェットシリーズは殆ど(開発中ウィジェットも)がモノクロデザインです。何故モノクロデザインかと言えば、ミニクロックにまた遡りますが、デザインを考えた時、別の没ソフト用に考えていたデザインが有りまして、実装してみたら、これがいい感じに合って0.1秒で気に入り、これをデスクトップウィジェットシリーズにも採用することにしました。話が長くなりそうなので、また別の機会で話します。

ボツ機能について

これは世に出てない情報ですが、一つ目は、アナログ時計とデジタル時計の両方を搭載するという考えがありました。実際、アナログ時計を使う方は結構見受ける印象ですが、開発に苦戦し、結局デジタル時計のみになりました。

今思い出しましたが、ミニクロックのリリースを中止したのは、アナログ時計を搭載した方が良いのではと思ったからでした。結局デジタル時計のみに戻りましたが。

二つ目は、アラーム機能です。実はコンテキストメニューに区切り線が二つあるのは、その間にアラーム機能のツールウィンドウを開く為のボタンがあったんですよ。結局没になり非表示化しています。理由は、シンプルを追求しているのに、機能をつけ過ぎるのはシンプルを追求しているに反するのでは?と思い始め、結局没になりました。

番外:タイマー&ストップウォッチはどうなった?

存在自体を忘れていましたw

すいません。出来れば今年中には出したい・・・。

+お知らせ

フリーソフト100にデジタル時計ウィジェットが掲載れました。良かったら見てください。

リンク→https://freesoft-100.com/review/desktop-widget-digital-tokei.html